2018.01.06

存在感が凄い!中村倫也が12年間の俳優歴の中で気づいたこととは?

ドラマ『下町ロケット』『スーパーサラリーマン左江内氏』、映画『愚行録』『3月のライオン』など、多くの話題作で、若手実力派脇役として存在感を発揮している中村倫也さん。何と’17年は7本のドラマと5本の映画に出演と、超多忙な一年だったとか。俳優歴は12年。「職人気質」という仕事への思いと、「天の邪鬼」というオフの過ごし方について語ってもらった。

MY CHARACTER

―変化―

オフが少ないのもあって、休みの日は溜まった洗濯を片付けて掃除をしていたら終わっちゃいますね。単身赴任のお父さんみたいな感じです(笑)。それ以外はボーッとしています。放っておくと台本を読んだり、仕事ばかりしてしまうので、意識して何も考えないようにしているんです。

もちろん、友達が遊びに来ることもあります。で、酒飲んでくっちゃべって。翌日になったら「何話したんだっけ?」となるような、くだらないことを話すのが好きなんです。若い頃はあんまり話さないタイプだったんですよ。でもだんだん変わってきましたね。サービス精神というものが出てきて、みんなが喋りやすいように会話を回すようにしたり。映画の舞台挨拶でも同じように振る舞うんですけど。TPOをわきまえるようになったんでしょうかね。ただ根本的には天の邪鬼なので、気分によってまったく変わるんですけど。

行動も波が激しいんです。2~3日で本を6冊ぐらい読むときもあれば、まったく何もしなくなることも。自分でも予測がつかないので困ります。今は料理周期に入っていて。つい料理ばかりしてしまうので、睡眠不足になりがちです。料理より先に台詞覚えろって話なんですけど(苦笑)。

AS AN ACTOR

―僕は僕でない―

この世界に入ったのは、高校のとき、僕の写真を友達づてに見た事務所の方が「俳優の養成所に来ない?」と誘ってくれたのがきっかけです。その頃僕は、サッカーをやめて学校とバイトしかない毎日だったので、軽い気持ちで通い始めたんです。でも初めて受けたオーディションに落ちて悔しくて。それで「絶対受かってやる」と次のオーディションを受けたら合格して、そのまま続けることになったというか。僕は好きなこと以外行動力を発揮できない人間で。「悔しい」と思えるということは好きなんだ、と気づいたんですよね。

若い頃は世間知らずだけど野心はあって、調子に乗っては波に呑まれて、の繰り返しでした。ここ数年ですね、才能のない自分と向き合えるようになったのは。進みたい方向はあるけど、それは明かしません。だって見る方は、そんなのどうでもいいでしょ? 僕は僕として公の場に出ていませんから。だから役のイメージから「中村君てこういう人でしょ」と言われるのが一番嬉しいんです。俳優以外に何かできるとしたら、服のデザインをしたい。たとえばMA-1の背中に葛飾北斎の浮世絵をプリントしたり。俳優業もそうだけど、頭の中のイメージを具現化するのが好きなんですよね。

I LIKE PLAYING A BALL GAME

―勝敗にこだわりたくない―

僕が子供の頃はJリーグの草創記で。子供だから「僕も将来はプロサッカ ー選手に」と燃えて、小学校3年からサッカーを始めたんです。でも高校でサッカーの強豪校に入ったら、勝ち負けがシビアになってきて。試合の勝敗然り、レギュラー争い然り。そのとき、僕は楽しいからサッカーをやっていたのであって、勝ち負けにこだわるようになったら楽しくない、と気づいたんですよね。それで「違う」と思ってやめちゃったんです。そのタイミングで、俳優の養成所に誘われたわけなんですけど。

今は運動はとくにしていないですね。仕事に合わせて体作りをする、という程度です。何かやるとしたらスカッシュがいいなあ。こないだ電車に乗っているときに、「やりたい」と頭に降りてきたんです(笑)。僕は多分、球を追っかけてるのが好きなんですよ。健康に関してはけっこう考えているほうだと思います。最近、僕なりの役作りもあって、糖質オフを実行していて。9月から炭水化物を摂ってないので、先日体脂肪を計ったら12%になってました! 体質としてはむくみやすいんですけど、この年になると自分の体との付き合い方も分かってきましたね。だから3日あれば、1サイズは増減できると思いますよ。

PROFILE|中村倫也(なかむらともや)
 
1986年12月24日生まれ。東京都出身。170㎝。A型。2005年に映画『七人の弔』でデビュー。その後、多数のドラマ、映画、舞台に出演。連続ドラマ『新宿セブン』(テレビ東京)では、歌舞伎町ビジネスに翻弄される普通の青年を好演し、注目を集めた。ʼ18年は1月12日より出演映画『伊藤くんA to E』、5月12日より『孤狼の血』が公開予定。

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ViVi連載 ―tokyo boy cam―

Photos:Eiki Mori Styling:Kiyoshi Ikeda Hair&Make-up:Aki Nakashima Interview:Naoko Yamamoto Design:attik

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