2018.01.13

吉沢亮は"家ごもリスト"!息が詰まりそうになったときに心の拠り所になるモノとは?

『銀魂』や『斉木楠雄のΨ難』など、'17年は話題作に次々と出演。経験値を積み、精悍さを増した顔立ちには俳優としての自信が漂う。ただ、自宅では意外と女子っぽい!?

マストアイテムは漫画とモコモコの靴下です(笑)

同性愛者のいじめられっ子で、川沿いで見つけた死体が心の拠り所。映画『リバーズ・エッジ』の山田一郎は、一筋縄ではいかない複雑な心情を抱えている人物だ。演じた吉沢亮さんも、「本当に難しい役柄でした」と振り返る。

「台詞回しとか、表情を作り込むようなアプローチでは山田の本質を表現できない気がして。内面からにじみ出るオーラや存在感が大切だと思ったので、撮影中はひたすら彼の感情を深く探っていました。ここまで掘り下げる必要がある役と巡り合えたことは、僕の今後の役者人生で大きく生きるような予感がしています」

原作は『ヘルタースケルター』など数々の名作を生み出してきた岡崎京子さんによる同名漫画。バブルが崩壊した後の都市を舞台に、若者たちの焦燥感を暴力やセックスの描写を交えてえぐり出す。

’90年代を代表する青春群像劇の傑作だが、単なる「過去の物語」ではない。

「山田だけでなく、登場人物は時代の波に飲まれて身動きができない“もどかしさ”を抱えている若者ばかり。でも、状況を変える一歩が踏み出せなくて、どこか諦めモードで毎日をやり過ごしているというか……。それって“さとり世代”と呼ばれる今の若者と似ていると思うし、僕自身も少なからず似た部分があるので原作を読んで共感できる部分がありました。キラキラした青春映画ではないけど、きっとたくさんの人の胸に刺さる作品だと思います」

真摯な眼差しで作品に対する想いを語る。順風満帆なキャリアを送っているように見える23歳の俳優にも、じつは心の拠り所としているモノがある。もちろん、死体ではありません(笑)。

「漫画ですね。役者って、プライベートの時間もお芝居の世界で生きているようなところがあって、たまに息が詰まりそうになる瞬間があるんです。でも自宅で漫画の世界に入り込んでいる時間は現実から離れることができて、すごくリフレッシュできます。ただ、最近は『このカットは映画的だな』とか『このキャラを演じてみたいな』とか、ついつい役者目線で漫画を読むことが多いので、半分仕事みたいになっているかも。女の子やお年寄りしか登場しない作品なら、素直に没頭できるんですけどね(笑)」

つまり、休日は基本的に“家ごもリスト”。この時期の漫画タイムには、「モコモコした素材の靴下」が欠かせないんだとか。

「ルームウェアは“気持ち良さ”を最優先。冬は女の子みたいな格好をしてますよ(笑)」
P R O F I L E .
吉沢亮(よしざわりょう)
1994年2月1日生まれ。東京都出身。『仮面ライダーフォーゼ』(2011~2012年放送)で注目を集める。’17年は大ヒット映画『銀魂』の沖田総悟役が話題に。2018年も『悪と仮面のルール』、『あのコの、トリコ。』、『ママレード・ボーイ』など出演映画が次々公開される。
I N F O R M A T I O N .
「リバース・エッジ」
リバース・エッジ
1993~’94年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の同名漫画を、行定勲監督が実写映画化。女子高生の若草ハルナ(二階堂ふみ)と、同性愛者でいじめられっ子の山田一郎(吉沢亮)。彼らは河原で見つけた〝死体〞に魅せられていた。それぞれの事情を抱えた少年少女たちの不器用な物語。2018年2月全国ロードショー。
撮影/伊藤元気 スタイリング/荒木大輔 ヘアメイク/小林正憲(SHIMA) 取材・文/浅原 聡
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