2018.08.04

孤独なセクシー♡関ジャニ∞ 横山裕が女性に求めることとは?

横山裕さんを撮影したのは、ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」の放送初日。モノトーンの洋服を纏って、工事中の無機質な街を歩く。——35歳、男っぷりに、磨きがかかるとき。夏の強い日差しがつくる彼の美しいシルエットには、独特な色気が漂っていた。(ViVi2016年10月号より)

スペシャル|ソロシュート
工場現場の前で横を向けば、スッと通った鼻筋と特徴的な唇が浮き立つ。壁についた指は長く綺麗で、それに似合わず男らしいセクシーな血管が、白い肌から透ける。街の風景に溶け込むようでいて溶け込まず、目立ってしまう、独特の存在感。そして、どこか寂しげなのに美しい表情が印象的な撮影となった。

朝からワイドショーへの出演に何本もの取材、その後にはイベントのリハーサル。さらに、この日は30度を超える猛暑。決して良いとはいえないコンディションの中、

「ここで着替えますね〜。全然、大丈夫っすよ」と快くこたえて、ロケバスの外でサッとニットに着替えた。


10代から仕事をはじめ、歳を重ねるうちに、仕事場でのありかたが変わってきた。

「最初は現場で自分が一番年下だったのが、今はけっこう上の方で、プロデューサーさんが年下だったりするんですよ。やっぱり責任感が出てきますよね。気を使うし、逆に周りからも気を使われる。そういう中で、人との付き合いかたが徐々に変わって、周りとよりコミュニケーションを取るようになりました。10代20代のころなんて、誰ともしゃべってなかったですもん! でも今は、できるだけ話をしたいと思うし、単純にその方が、イイものができる気がする」

前回、ViViで横山さんにお会いしたのは、写真家・梅佳代さんによる関ジャニ∞全員での撮影。その際の個々のインタビュー時間は、約15分。

生来のシャイな性格からか、取材中、ほぼ目線を他所に向けたまま答えていたことを痛烈に覚えている。

今回の取材はというと、「前も撮影しましたよね。去年? そんな経ってる気がせえへん!」という、横山さんからの一声ではじまった。

忙しいというより"充実"、がしっくりくる。

ボクシングにトランペット、30歳を越える頃から、それまで自身のイメージにはなかった分野に挑戦している。

「楽器は単純に、他のメンバーに追いつかなアカンっていう思いからはじめました。そういう〝やる気スイッチ〟みたいなものが1個入ると、自然と他のことにも繋がっていくんですかね。何事もやるからには成功させたいですけど、実際は……なかなか難しい」

多忙な毎日の中、プライベートの時間を割いてスキルを上げていくことを、〝がんばっている〟とは決して言わないし、言いたくないのだそう。

「忙しくはない!  いや、忙しくないと言ったら嘘になるけど……」と顔をしかめ、「充実してますね」と続ける。目線を合わせながらも、時おりロケバスの外へと視線をそらす。

ドラマ「ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は人の二面性を描く作品だ。横山さんは、殺人犯に対して極端に嫌悪感を抱く、アウトローな刑事を演じている。

「難しい役どころですね。ドラマとバラエティで切り替えができているのかはわからないですけど、演技の場では役者さん、バラエティなら芸人さんと向き合うわけですから、現場に入れば、自然とその場に合わせているんでしょうね。それはメンバーがおる現場でも一緒。もちろん、楽屋はグループのときの方がおもろいですよ。でも、〝みんながおった方が安心やわ〟なんて言う年齢でもないしね(笑)」

と言いつつも、前回のグループ全員での撮影時には、最年長の横山さんを「めっちゃ仕切りたがるな」と最年少の大倉さんがいじり、「そんなんちゃうわ!」と笑いながらつっこんだり。

グループの居心地の良さが一瞬にして伝わった。

「仕事は、ドラマに限らずバラエティも、どう編集されているのか、基本見てますね。この作品でいえば、1話のラストシーンで人を殴ってる自分の顔を見て、〝俺、すげえ顔するな〟と、驚きました。〝鬼の形相〟とト書きがあって意識的に演じてるけど、それでも〝こんな顔すんねや〟って」

そう冷静に自分の秘められた二面性を見つめたりもする。

今は結婚願望とか全く無い。弟とおる時間が心地いいですね。

横山さんをよく知るファンの間では、〝結婚するなら、ヨコ!〟という定説があるようですよ、と伝えると、「はじめて聞いたわ! 嘘ばっかり言うて、そんなん誘導尋問やわ(笑)。でも、今は結婚願望とか全く無いですね、ほんと。昔は結婚したいと思っていたけど、今はそんな余裕がない」とキッパリ。

「僕、女性には外見も内面も、磨き続けててほしいんですよ。あんまり言ったらアカンと思うけど、正直ズボラな人は好きじゃない。よく笑う天真爛漫な子がイイですね」。

ーーでは、一人の時間の方が好きですか?

と訪ねると、

「弟とおる時間の方が好きですね。3兄弟の一番下と住んでいて、弟が休みの土日が待ち遠しいんです。一緒にジムに行ったりご飯食べたり、一人の時間と同じように過ごせるのがいい。弟の方がよくしゃべっていて、僕は〝あ〜〟とか適当に相づちを打ちつつ、あんまり聞いてないという(笑)。最近、弟が仕事で疲れてるアピールをしてくるから、〝お前偉そうにすんなよ! 今が頑張り時やぞ〟って」。

最後に読者へのメッセージを聞くと

「えーっと、ViVi読者の方にもこのドラマを盛り上げてもらえたらうれしいです。点と点が線で繋がる〝やったった感〟があると思うので!」。

そう言って、バラエティで見せるいつもの表情へと戻る。色気があって、儚げで、実は努力家で、少年っぽくて、でも優しくて。そして、とても真面目。クルクル変わる多面的な魅力のせいで、もっと彼を知りたくなってしまうのだろう。
PROFILE
横山裕
(よこやまゆう)
1981年5月9日生まれ。大阪府出身。
Photo:Yuichi Akagi Styling:Yoshio Hakamada Hair&Make-up:Yoko Yamazaki Text&Interview:Noriko Yoshii Design:attik

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